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『メノン』(メノーン、、)はプラトンの初期末の対話篇である。副題は「徳〔「アレテー」(、arete)の訳語。〕について」。 『メノン』は執筆時期的にも内容的にも『ソクラテスの弁明』や『ラケス』といったプラトンの初期対話篇と『饗宴』『国家』などの中期対話篇の結節点に当たる位置を占めており、初期対話篇的な特徴を有しつつも中期対話篇でより詳しく洗練された形で語られるアイディア――想起説、「真理(知識)」〔「エピステーメー」(, episteme)。〕と「思いなし(思惑、臆見)」〔「ドクサ」(, doxa)。〕の区別、仮設法など――が荒削りではあるが述べられている。 短いながらも簡潔明瞭にまとめられたその内容から、「プラトン哲学の最良の入門書」として評価も高い〔『メノン』 岩波文庫 p133〕。 ==構成== ===登場人物=== *ソクラテス - 67歳頃。 *メノン(メノン3世) - テッタリア地方パルサロス(Pharsalos)出身の貴族の子息。アテナイを訪れ、アニュトスの家に滞在している。20歳頃。紀元前401年(本篇設定の翌年)に、アケメネス朝ペルシアの小キュロスの反乱に傭兵として参加、翌年処刑されたことが、クセノポンの『アナバシス』に記述されている。 *メノンの召使 *アニュトス - アテナイの富裕市民、民主派政治家。後に、手工者・政治家の代表として、ソクラテスの告発者の一人に名を連ね、その刑死に主導的役割を果たす(『ソクラテスの弁明』)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メノン (対話篇)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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